就活に失敗しないための鞄の色は?選び方や注意点も徹底解説

みなさん、就活をする時、鞄に気を配ったことはありますか?

スーツやネクタイ選びでは慎重になる人が多いと思いますが、鞄に対しては意識する人は少ないのではないでしょうか。
特に鞄の色について考えている人は少ないかもしれません。

しかし、就活では鞄の色も重要です。
本記事では、自分らしく自由に働く人のためのメンズビジネスバッグのECショップ「TRANSIC」の店長である私、山形が就活で失敗しないための鞄選びの方法を色や機能など、様々な角度から解説します。

  • 就活の鞄の色で悩んでいる
  • 就活の鞄に最低限必要な機能を知りたい
  • 鞄選びが原因で就活が失敗に終わるのが怖い


就活の鞄選びで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読み進めていただければと思います。

それでは早速、はじめていきましょう。  

就活をする時の鞄は何色が良いの?

ブラウンの鞄を持つビジネスマン 就活での鞄選びでは、色がとても重要になります。
なぜなら、色は視覚的に人のイメージを想像させる働きがあるからです。

例えば、初対面の人で派手な赤色の服を着ている人と無地の白色の服を着ている人とではイメージが変わると思います。
鞄の色も同じで人の印象を変えてしまう力を持っています。

就活では、第一印象が非常に重要なのでスーツやネクタイの色だけでなく、鞄の色も意識することが必要となるでしょう。
就活の鞄は、基本的に以下の3色がおすすめです。
  • 黒色
  • 茶色
  • 紺色

それぞれ、詳しく解説していきます。 

定番で無難な黒色

就活鞄の定番は黒色です。

就活に限らず、ビジネスマンが仕事用に持ち歩いている鞄も黒色が多いので、一番無難な色です。
特にこだわりがなくて、色に対して特別な想いがなければ黒色で問題ないでしょう。

就活用の鞄はこのような黒色がおすすめです。


落ち着いた雰囲気の茶色

茶色の鞄は少し大人っぽい印象を与えるため、就活中の学生や新卒、20代前半の若い年齢層の方の雰囲気には馴染まないかもしれません。
逆に、少し落ち着いた雰囲気を演出したいミドルからシニア層の就活時にはおすすめの色です。

茶色の革製の鞄は、大人っぽさと渋さを演出できます。
こちらの革鞄のように、茶色の味わいある雰囲気は“大人の男性”に似合いますよね。


知的な印象の紺色

紺色の鞄は、知的でクールな印象を与えます。
色彩心理学では、青系の色は知的さを演出する色だと言われています。

とはいえ、鮮やかな青色の鞄は就活には派手すぎるので、青系でも紺色を選ぶとよいでしょう。
黒以外の色を選ぶ場合、カジュアルな印象になりがちな帆布などの布製のものよりも、きちんと感の出せる革製の鞄がおすすめです。



就活鞄の選び方は会社の大きさや社風も関係する?

飛行機と高層ビルを下から見上げている画像
就活で鞄を選ぶときは実際に選考を進めていく会社の大きさや社風に合わせる必要があります。
なぜなら、会社の採用担当者は面接にくる就活生の持ち物もしっかり見ており、会社によって判断基準が異なるからです。

会社の社風や規模感で細かな分け方は難しいですが、大手志向とベンチャー志向で分けることができます。
大手企業、ベンチャー企業それぞれに合った鞄の色を解説していきます。

大手企業中心で就活をしている人

大手企業中心で就活をしている人は、黒色の就活用の鞄をおすすめします。
大手企業は既に多くの従業員がいることが多く、歴史も長い企業が多いので、協調性を重んじる人が求められるからです。

あまり、個性を出しすぎると大手企業には向かないと判断される可能性もあります。
大手企業を中心に就活している人は、“定番の黒”を選ぶとよいでしょう。

ベンチャー企業中心で就活をしている人

ベンチャー企業中心で就活をしている人は、茶色や紺色の鞄をおすすめします。
なぜなら、ベンチャー企業は主体性を持っている人が求められるからです。

他人に影響されて行動するのではなく、自分で決めて行動する人が求められる傾向にあります。
多くの人が就活で鞄の色は黒色を使っている中で、なんとなく黒色を選ぶのではなく、鞄選びにもこだわりを持っているほうが主体性を評価されることもあります。

ベンチャー企業中心で就活をしている人は、こだわりを持って茶色や紺色の鞄を使ってみるのも良いのではないでしょうか。


職種別で就活鞄の色を選ぶ

数人でビジネスの打ち合わせをしている写真"
就活鞄の色選びは会社の規模や社風以外に、職種によっても異なります。
様々ある職種の中で以下の職種について、それぞれおすすめの就活鞄の色に迫りたいと思います。

  • 営業系
  • IT系
  • 福祉系
  • 事務系
  • ブルーカラー系

もし、あなたの志望する職種が当てはまらない場合は、一番近い職種を参考にしていただければと思います。

営業系

営業系の職種は、個人営業と法人営業で異なります。

法人営業であれば、黒色の鞄がおすすめです。
基本的に法人営業で商談相手となる方は、企業で役職のある立場の方が多いでしょう。
堅実でしっかりしている印象を与えられるほうが得策なので、黒色の鞄をおすすめします。

個人営業の場合は、茶色や紺色の鞄がおすすめです。
個人宅へ営業活動をする場合は、堅い印象を与えず、柔らかい印象を与える必要があります。
いかにも、セールス色を出すと警戒されるので、少し遊び心のある茶色や紺色の鞄を選ぶとよいでしょう。

IT系

IT系の職種は、茶色や紺色の鞄を選んでも問題ないでしょう。
IT系の職種では、過去の風習や固定観念にとらわれない場合が多いので、鞄の色が就活の結果に大きく関わることは少ないと考えることができます。

むしろ、周囲と少し違った印象を持つ個性的な人を優遇する傾向も多いため、就活の鞄もおしゃれでこだわりのあるものを選ぶことをおすすめします。

福祉系

福祉系の職種では、黒色の鞄を選ぶとよいでしょう。
この職種で求められている人材は、共感性があり、優しさを持っている人です。

一見、鞄の色は関係のないように思えますが、自己主張が強い印象を与えてしまうと、求める人材と異なると判断されてしまうことにもつながりかねません。
そういった視点から、福祉系の職種では“無難な黒”の選択をおすすめします。

事務系

事務系の職種は、黒色の鞄がよいでしょう。
事務職は、書類作成やデータ入力などひとつひとつの作業に正確さが求められ、効率よく処理することが必要とされる職種です。

企業の面接担当者に堅実な印象を持ってもらうことが重要なポイントとなるでしょう。
茶色の鞄や紺色の鞄を思い切って選ぶより、ベーシックな黒色の鞄がおすすめです。

ブルーカラー系

ブルーカラー系の仕事は、作業着を着て働くことが多いので、面接時の持ち物での印象が採用に左右されることは少ないでしょう。
そのため、派手過ぎなければ鞄の色にこだわらなくてもOKと言えるでしょう。

この職種では見た目の印象よりも、資格や技術力を重視されます。
何色を選んでも問題ありませんが、特にこだわりがなければ無難に黒色の鞄で面接に挑むことをおすすめします。


就活鞄を選ぶときは機能性も大事

ブラウン色の鞄をおいた机で仕事をしている写真

就活用の鞄選びでは、色だけなく機能面も重要です。
就活では、いろいろな重要な書類や貴重品を持ち歩くことになります。
最低限、下記のアイテムを収納できる鞄であることが望ましいと言えます。

  • 携帯電話
  • 現金やICカード
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • 提出書類
  • A4ファイル
  • 印鑑
  • メモ帳
  • ボールペン
  • 腕時計
  • パソコン
  • 折り畳み傘

これら全てを鞄に収納するために必要な機能について詳しく解説していきます。

サイズはA4

サイズは必ずA4のファイルが余裕をもって入る大きさにしましょう。
就活ではA4サイズの書類を鞄の中に入れる機会が極めて多く、履歴書や職務経歴書などの提出書類を折り曲げずに収めておくことが重要です。

また、企業側から資料や書類などを貰う場合もあります。
A4サイズのファイルを鞄の中に入れる想定で、鞄の大きさを決めましょう。

自立する設計

機能面において、自立する設計になっている鞄であることも重要なポイントの一つです。
就活では面接時など、鞄を床に置く機会が頻繁にあります。

面接の途中で床に置いた鞄が何度も倒れてしまったら、気が散って、全力で面接に臨めませんよね。
話の途中で何度も鞄を直していると、「話をちゃんと聞いていないのでは?」と面接官に誤解されてしまうことがあるかもしれません。

マチ幅がしっかりあり、床に置いても倒れる心配のない鞄を選びましょう。

収納ポケットの充実性

鞄の内側、外側の収納ポケットの有無も、就活鞄を選ぶ際にチェックして欲しいポイントです。
どこに何を収納してあるのか、明確にしておかないと毎回探す時間が発生し、タイムロスに繋がります。

就活では時間厳守の行動が絶対ルール。 鞄の中身を毎回探すことがないよう、多ポケットの鞄を選ぶとモノの出し入れもスムーズになり、時間に余裕を持った行動にもつながります。
内側と外側、それそれのポケットの数もチェックしてみてくださいね。

特に外側にも複数ポケットがあるタイプはおすすめです。


折り畳み傘が入る大きさ

頻繁に移動が伴う就活では折り畳み傘は必須アイテムとなります。
折り畳み傘がしっかり入るサイズか購入前に確認することが必要です。

一般的なビジネスバッグであれば、特に問題なく入るでしょう。
しかし、傘以外にも書類や、場合によってはパソコンなども入れなければならないので、必要なアイテムを収納してもまだ折り畳み傘が入る余裕があるかどうかも念頭に置きながら選ぶようにしてくださいね。



就活鞄を選ぶときの3つの注意点

新聞を読むビジネスマンの写真
就活鞄を選ぶ際は下記の点に注意しましょう。
鞄の形や色に問題がない場合でも、使い方や装飾品などが原因で印象を損ねてしまうことがあります。

  • 柄物は避ける
  • 手持ちの状態で使う
  • キーホルダーなどはつけない
この3つの注意点について解説していきます。

 

柄物は避ける

就活用の鞄では柄物は避けましょう。
鞄の柄はおしゃれが目的で施されているものです。
就活の目的はおしゃれではありませんので、注意しましょう。

もちろん、柄物のビジネスバッグを見ても何も思わない面接官もいると思いますが、少数派でしょう。
あえて危ない橋を渡る必要はないので、シンプルな柄のない鞄を選びましょう。

手持ちの状態で使う

就活中は鞄は手持ちで使用しましょう。
2WAY、3WAYの設計になっているビジネスバッグの場合、肩掛けにできたり、リュックとして背負うことができたりするものがあります。

電車での移動時などは、肩掛けやリュックの状態が便利かもしれませんが、会場に入る前にはショルダーベルトを外しバッグに仕舞ってから、試験会場に入るようにしましょう。
肩掛けやリュックの状態で使用するのは、試験会場では決して見栄えの良いものではありません。 また鞄の中で書類に折れ目がついてしまう可能性もあります。

手持ちであればその心配もなく、良くない印象を与えることもありません。

キーホルダーなどはつけない

就活用の鞄にキーホルダーなどの装飾品をつけることはNGです。
キーホルダーは、必ずしもおしゃれのためだけのものではありませんが、装飾が目的であれば就活には必要のないものです。

もし、鍵や定期券などをすぐに使いたくてキーホルダーを検討している方は、鞄の外の収納ポケットに入れておくようにしましょう。
「かっこよく」「かわいく」といった装飾は、就活の鞄にふさわしいものではないので注意してくださいね。


まとめ : 就活で鞄の色を選ぶとき

握手をアップにした写真
いかがでしたでしょうか。
就活で失敗しないための鞄の色の選び方から注意点まで解説してきました。

就活での最終的なゴールは選考をスムーズに進めることができ、内定をもらい自分のやりたい仕事に就くことです。
ゴールまでスムーズに進むには、企業の担当者にどのような印象を与えたいのかが重要。

そこで、受ける会社や職種に合わせて鞄の色を選ぶ必要があります。
就活におすすめできる色は下記の3色。
それぞれ、色によって与える印象は異なります。

  • 黒色-定番な色で無難に進めたい人
  • 茶色-大人っぽさを演出したい人
  • 紺色-知的な印象を与えたい人

また、志望する会社の規模や職種によっても、良しとされる鞄の色に違いがあります。

大手企業は協調性を重視されるため、周囲と違った行動がマイナスポイントになる場合が多いですが、ベンチャー企業は主体性が求められるため、自分自身でこだわりを持っていることが重要となります。

  • 大手企業-黒色の鞄
  • ベンチャー企業-茶色か紺色の鞄

このような点に注意して、鞄の色を選ぶとよいでしょう。

鞄の色以外にも、機能面もチェックすることが重要です。
鞄の使いやすさは、就活をスムーズに進めることにも繋がります。
以下の4点はおさえておきましょう。

  • A4サイズのファイルが入る
  • 収納ポケットがある
  • 自立するくらいのマチ幅がある
  • 折り畳み傘が入る大きさ

最後に、就活の鞄選びでやってはいけない注意点もまとめます。

  • 柄物は避ける
  • 手持ちで使う
  • キーホルダーはつけない
就活はおしゃれをする場ではありませんし、余計な装飾はマイナスポイントです。
節度をもって就活に挑みましょう。

就活で失敗しないためには、印象や見た目も非常に重要です。
鞄選び1つでも、自分自身の将来のためだと思って真剣に選びましょう。

当サイトであなたの鞄選びをお手伝いできれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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